結婚祝いやお年玉、月謝の支払いなどで新札が必要な場面は多いですよね。
週末に新札自動交換機が使えないことに困ったことはありませんか?
新札自動交換機は非常に便利ですが、週末には利用できないのが実情です。
たとえば、明日結婚式に参加予定で、新札を準備するのを忘れていたとしましょう。
この記事を読めば、週末であっても新札や比較的きれいなお札を手に入れる方法が分かります。
週末の新札入手方法は少々手間がかかるかもしれませんが、UFJ、みずほ、りそな銀行など、平日だけでなく週末でも利用可能な新札交換方法を紹介します。
できるなら、平日に新札自動交換機を利用することをおすすめします。
さあ、週末の新札入手方法を見ていきましょう。
週末は使えない新札自動交換機!どうやって手に入れる?
週末や祝日に新札が必要になることはよくありますが、そのときに新札自動交換機は利用できません。
新札が求められるシチュエーションは以下の通りです。
- 結婚式のご祝儀
- 出産のお祝い
- 新店の開業祝い
- 入学・卒業のお祝い
- お年玉
年間を通じて、いつでも新札が必要になる可能性があります。
新札自動交換機の利用可能時間は平日の午前9時から午後3時までです。
「平日は仕事で新札を交換できない」という場合でも、以下の3つの方法で、週末や祝日にも新札または比較的状態の良いお札を手に入れることができます。
- 結婚式会場で新札を交換してもらう
結婚式の会場、特にホテルやゲストハウスでは新札を交換してくれることがあります。
この方法は非常に便利で簡単ですが、すべての式場が対応しているわけではありませんので、事前に確認が必要です。
新札の在庫状況や他のゲストの需要によっては利用できない場合もあります。 - コンビニのATMを利用する
コンビニのATMでお札を引き出し、新札や比較的状態の良いお札を探す方法もあります。
限度額まで引き出して、その中から新札を選び出す手もあります。
銀行ATMよりもコンビニATMで新札を手に入れる方が便利な理由
銀行のATMで新札を手に入れるのが難しいと感じたことはありませんか?
実は、コンビニのATMを利用する方が新札を得る確率が高く、さらに便利です。ここでは、コンビニのATMが推奨される理由について説明します。
コンビニのATMが新札を得やすい理由は以下の通りです。
- 新札が出やすい設定になっていること
- 24時間利用可能でアクセスが良いこと
- 銀行のATMよりもコンパクトで新札を補充しやすい設計になっていること
コンビニのATMは新札を優先的に補充するため、より多くの新札が利用可能です。
利用するキャッシュカードによって、1日の引き出し限度額や手数料が異なるため、それに注意しながら限度額ギリギリまで引き出し、新札を手に入れましょう。
知り合いから新札を手に入れる
身近な人に新札があるか尋ねるのも一つの方法です。
新札を持っている可能性がある人は、親族や知人、会社の経理担当者などです。
また、私の会社の会計課では社員のお祝い事で現金が手渡される際に新札が使われており、その新札は社内金庫で管理されていました。
個人用途で新札を交換してもらうことも可能でしたが、会社によっては対応が難しい場合もあるため、一度確認する価値はあります。
担当者によっては、嫌がられる可能性もあるので注意が必要です。
百貨店での新札交換サービス
インターネットでは「百貨店の文具売り場でご祝儀袋を購入すれば新札交換サービスが受けられる」という情報がありますが、実際にはそのようなサービスを提供している百貨店は少ないです。
伊勢丹新宿店、東急ハンズ新宿店、JR名古屋高島屋など、いくつかの店舗に問い合わせたところ、新札交換サービスは行っていないという回答が返ってきました。
すべての百貨店に問い合わせたわけではありませんが、一般的には期待できないことが多いようです。
しかし、新札両替機が使えない場合でも、土日や祝日に新札や綺麗なお札を手に入れる方法は多くあります。
次に、平日に銀行で新札両替機を利用する際の方法についても詳しく解説します。
三菱UFJでの新札入手方法!窓口と自動両替機を活用しよう
三菱UFJ銀行では、窓口と専用の自動両替機を使用して新札に交換することが可能です。利用できる時間帯は以下の通りです。
利用可能時間:平日午前9時から午後3時まで 土日祝日および年末年始(12月29日から1月3日)は利用できません。
それでは、窓口と自動両替機を利用する方法について解説します。
窓口での新札交換
三菱UFJ銀行の窓口では、キャッシュカードの有無にかかわらず新札に交換が可能ですが、交換する枚数によっては手数料が発生します。
手数料(税込) – 2024年10月現在
- 1枚から10枚まで:UFJ銀行口座を持っている場合は無料、持っていない場合は550円
- 11枚から500枚:770円
- 501枚以上:500枚ごとに770円が加算されます
注意点:
- 両替する枚数は、交換前後のいずれか多い方で計算されます。
- 三菱UFJ銀行の口座を持っている場合、キャッシュカードか通帳の提示が必要です。
自動両替機での新札交換
三菱UFJ銀行の自動両替機の利用には、三菱UFJ銀行の口座が必要です。この方法ではキャッシュカードを使って手続きが行われます。
手数料(税込) – 2024年10月現在
- 1枚から10枚まで:無料
- 11枚以上:利用できません
三菱UFJ銀行で両替時の注意点
- 両替枚数は、交換後の枚数で計算されます。
- 1日に1回限り、最大20枚まで新札に交換が可能です。
- 10枚以上の新札が必要な場合は窓口を利用すると良いでしょう。それ以外の場合は自動両替機が便利です。
次に、みずほ銀行での新札交換方法も詳しく見ていきましょう。
みずほ銀行で新札を手に入れる方法。窓口と自動両替機の使い方
みずほ銀行では、UFJ銀行と同様に、窓口と自動両替機を利用して新札への交換が可能です。
以下は、利用可能な時間帯についての情報です。
利用可能時間:平日の午前9時から午後3時まで 土日祝日、年末年始(12月29日から1月3日)は利用不可です。
窓口で新札に交換する方法
みずほ銀行の窓口では、銀行のキャッシュカードの有無にかかわらず新札に交換することができます。手数料は以下の通りです。
2024年10月現在の手数料(税込)
- 1枚から10枚まで:みずほ銀行口座を持っている場合は無料、持っていない場合は550円
- 11枚から500枚:550円
- 501枚以上:最初の501枚で1,320円、その後500枚ごとに660円追加
注意点
- 交換する枚数は、交換前後の多い方の枚数で計算されます。
- みずほ銀行の口座を持っている場合、キャッシュカードか通帳の提示が必要です。
自動両替機で新札に交換する方法
みずほ銀行の自動両替機を利用する場合、みずほ銀行の口座が必要です。新札に交換する際にはキャッシュカードが必要となります。
2024年10月現在の手数料(税込)
- 1枚から10枚まで:無料
- 11枚以上:利用不可
注意点
- 両替枚数は交換後の枚数で算定されます。
- 1日に1回、最大20枚まで新札に交換が可能です。
- 11枚以上の新札が必要な場合は、自動両替機ではなく窓口を利用する必要があります。
窓口での大量新札交換は、UFJ銀行に比べてみずほ銀行の方が手数料が高くなる場合がありますので、計画的に利用しましょう。
りそな銀行の新札交換サービス。自動両替機と窓口の便利な使い方
りそな銀行でも、三菱UFJ銀行やみずほ銀行と同様に、窓口と自動両替機を使って新札へ交換が可能です。
営業時間が長いため、利用しやすいのが特徴です。
利用可能時間
- 平日は午前9時から午後5時まで
- 土日、祝日及び年末年始(12月29日から1月3日)は利用不可
- 一部の店舗では、自動両替機は午後3時までの営業です。
窓口での新札交換
りそな銀行の窓口では、キャッシュカードの有無に関わらず新札交換が受け付けられます。
手数料(2024年10月現在)
- 1枚から10枚まで:220円
- 11枚から500枚:770円
- 501枚から1000枚:1,540円
- 1001枚以上:追加で500枚ごとに770円
注意点
- 両替は、交換前後の枚数が多い方を基準に手数料を算定します。
- 埼玉りそな銀行や関西みらい銀行の口座もりそな銀行として取り扱われます。
自動両替機での新札交換
りそな銀行では、りそなグループのキャッシュカードがなくても新札の両替が可能です。手数料は以下のように設定されています。
りそなグループの口座がある場合の手数料
- 1枚から10枚:無料
りそなグループの口座がない場合の手数料
- 1枚から500枚:400円
- 501枚から1000枚:800円
注意点
- 機種によっては、一度に利用できる枚数が最大20枚までと制限されています。
- 両替枚数は、交換後の枚数で算定されます。
- 1日1回の利用限度があります。
りそな銀行では、UFJ銀行やみずほ銀行と同じように、窓口および自動両替機を利用して新札に交換することが可能です。
利用可能な時間帯は平日の午前9時から午後5時までで、土日や祝日、年末年始(12月29日から1月3日)は利用ができません。一部店舗では自動両替機の営業が午後3時までとなっています。
自動両替機を利用する場合、りそなグループのキャッシュカードがなくても新札の両替が可能で、1枚から10枚までは無料、11枚から500枚は400円、501枚から1000枚は800円の手数料がかかります。利用は1日1回限りで、一度に両替できるのは最大20枚までです。
りそな銀行は利用しやすい時間帯が長いため、新札交換において非常に便利です。
平日の利用が難しい場合は、事前に有休を利用して新札を準備することも一つの方法として考えられます。
まとめ
週末や祝日に新札を手に入れる方法として、いくつかの対策があります。まず、平日に銀行窓口や自動両替機を利用して新札を準備しておくことが基本です。
もし週末に急に新札が必要になった場合は、結婚式場などのイベント会場で新札交換サービスが提供されていることがあります。
また、コンビニのATMを利用して限度額いっぱいまでお札を引き出し、新しい状態のお札を選ぶ方法もあります。さらに、親族や会社の経理部門に新札のストックがないか尋ねるのも一つの手です。
できることなら、事前に余裕を持って新券は準備しておきたいものです。
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